日産自動車は、ドライバーの死角に置かれたワイヤーアートが車両周辺確認技術「インテリジェント アラウンドビューモニター」を通してみることにより、本来の正しい造形を現す「#死角アート BLIND SPOT ART」を、日産グローバル本社ギャラリーにて展示する。展示日時は4月26日〜5月6日の10:00〜20:00。
「#死角アート」は、運転席からは死角で見えなくなる位置に置かれたワイヤーアートを、インテリジェント アラウンドビューモニター技術の真上から見ているような映像により、角度が変わることでワイヤーアートの造形の変化を楽しむことができるもの。駐車場から発車する時、飛び出してきた子どもにヒヤリとするなど、どれほど注意深く周囲に気を配っていても、クルマには「死角」 が存在する。今回、同社はクルマの真横や斜め後ろなど、運転席には死角があることを再認識して、それを補う「インテリジェント アラウンドビューモニター」技術の安全性を体感できる技術アートを開発したということだ。
今回、実際に展示される作品は、角度によって見え方の変わる錯視的造形を得意としている作家の武藤裕志氏協力のもと実現した。武藤氏は、設計図なしで頭の中のイメージと手先の感覚を頼りに造形を行っており、見る角度によって、全く違う絵が見えるワイヤートリックアートを中心に発表している。2017年には大人気漫画「名探偵コナン」のコナン君から蘭ちゃんに変化する作品を制作し、 「AnimeJapan2017」で展示したことで、SNSでも大きな反響を呼んだ。