レッドハットは4月24日、2016年8月から実施してきた「DevOpsディスカバリーセッション/ワークショップ」を拡充する「Red Hat Open Innovation Labs」サービスを国内で提供開始すると発表した。
同社は、ソフトウェア開発とIT運用管理の新たなアプローチとしてDevOpsを顧客に体感・導入してもらうため、2016年8月より、コンテナ技術と関連製品ポートフォリオでの実績を基に「DevOpsディスカバリーセッション/ワークショップ」を導入した。
その後、アジャイルAPIインテグレーション、アプリケーションモダナイゼーション、IT自動化など新たなディスカバリーセッションも加え、100社を超えるセッションを行ってきたという。
今回、上記に加え、企業における文化/組織、プロセス、技術の3要素において革新的な変化をもたらす、より包括的な取り組みとして、新サービスを提供する。
新サービスは、集中的な常駐形式の環境で、同社のコンサルタント、エンジニア、対象分野の専門家と密接に連携し、顧客企業におけるビジネス課題を共に解決する。
標準的な常駐期間は4~12週間で、組織横断的な協業によるプロトタイピングプロジェクトを実践、お客様のチームはアジャイル開発やDevOps導入の方法論を学ぶ。
専門家の派遣に加え、プロジェクトで利用可能なインフラ・開発環境を合わせて提供することで、DevOpsやマイクロサービスを実現させたいが経験や人的資源が不足、もしくは対応するインフラ環境をなかなか準備できない顧客企業に対してプロジェクトの成功を支援する。