デジタルアーツは、同社のファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」にクライアントサイドへのインストールなく暗号化ファイルを閲覧できる新機能「ブラウザービュー」を搭載したVer4.5を26日から提供する。

「FinalCode」は、多様で柔軟なファイル暗号化手法に加え、リモートによる権限変更や組織管理機能と日常的に利用するデジタル文書の情報漏えい防止のための数多くの機能を持つ同社提供のファイル暗号化・追跡ソリューション。

新バージョンのVer.5.4では、暗号化ファイルを相手側のクライアントにインストールすることなくブラウザを通じて閲覧できる「ブラウザービュー」を搭載。認証にワンタイムパスワードを採用し、セキュアで迅速な暗号化ファイルのやりとりを社外と行えるようになる。

作成側は、対象ファイル(xls / xlsx / xlsm / doc / docx / docm / ppt / pptx / pptm / pdf / csv / rtf / tiff / tif / jpeg / jpg / png / gif / bmp / txt)をブラウザビューファイルに変換、カスタムで閲覧者、閲覧期限、回数や操作権限も設定できる。ワンタイムパスワードで認証された相手はブラウザを通じて閲覧できるようになり、工程を削減したセキュアな暗号化ファイルのやりとりが可能になる。

  • ブラウザビューファイル作成画面(向かって左)とファイル閲覧画面(右)(同社資料より)

    ブラウザビューファイル作成画面(向かって左)とファイル閲覧画面(右)(同社資料より)