伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は4月23日、Microsoft Azure上でセキュアなデスクトップ仮想化(VDI)環境を構築し、オンプレミス型の端末管理を含めたトータルな運用サービスまでを行う「ITワークプレイスサービス“Citrix Cloud on Microsoft Azure"」の提供を開始した。
新サービスは柔軟性と安全性を担保し、クラウドとオンプレミスを組み合わせ、柔軟な運用を可能とし、「ITワークプレイス」「ITワークプレイス フィージビリティ検証支援」「ITワークプレイス 設計・構築」「ITワークプレイス 運用設計」「ITワークプレイス 運用業務支援」の5つのサービスメニューで構成されている。
ITワークプレイス 構想策定は、顧客に最適なワークプレイスを実現するための青写真を作成するサービスとなり、現状の課題を洗い出し、目指すべきゴールの設定とそれに至る方策を検討し、期間:3カ月、費用は500万円~。
ITワークプレイス フィージビリティ検証支援は検討した青写真の正当性を実機で検証し、結果を集計するサービスで、期間は2カ月、費用は150万円~。
ITワークプレイス 設計・構築は、各社製品の有資格者が基本設計と詳細設計を担当し、高品質なシステム導入を行い、期間は3カ月、費用は350万円~。
ITワークプレイス 運用設計は、運用実績を元に作成した独自のテンプレートに沿って設計を行い、運用プロセスを可視化して業務の洗い出しと運用フローを策定し、期間は3カ月、費用は400万円~。
ITワークプレイス 運用業務支援は、定常業務から都度発生する業務までシステムの運用業務をリモートで代行、顧客の運用負荷を軽減し、期間は12カ月、費用は個別見積もり。
今後も同社は、企業の働き方改革を推進するためサービスを拡充するとともに、日本マイクロソフト、シトリックス・システムズとクラウド領域で協業を予定しており、新サービスは3年間で20件の提供を目指す。