三井情報(MKI)は4月23日、SAPジャパンが提供するクラウドERPスイート「SAP S/4HANA Cloud」の提供を開始した。
今回、MKIが提供を開始するSAP S/4HANA Cloudは、39カ国(2018年中対応予定)の税務要件・商習慣と23カ国(同)の言語に対応した214種(2017年11月時点)の最適化された標準ビジネスフローをSaaS型で提供。
また、国内本社で利用しているSAP ERPとスムーズに連携し、各国商習慣に則した拠点ごとの独自性も確保し、短期間・低コストで導入・稼動することを可能としている。四半期毎のアップデートにより、常に最新リリース環境を利用できるほか、現地にITスタッフのいない小規模な拠点での運用も可能としている。
MKIは導入から運用までワンストップでサポートする。SAP認定コンサルタントの資格を持つMKIのコンサルタントが、導入アプローチからサポートし、本社と海外拠点をつなぐERPのグローバル展開を検討する企業を中心に、3年間で10社への導入を目指す。