SCSKは4月23日、自社製品として提供するエンドユーザー向けWebアプリ作成・運用のクラウドサービス「CELF(セルフ)」に、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)エンジンを搭載し、「業務効率化/働き方改革ソリューション」として提供開始することを発表した。
「CELF」はExcel感覚でデータベースと連携したWebアプリを作成することができるサービス。今回搭載される「CELF」のRPAエンジンは、PC1台あたり年間3万5000円で提供することで、多くの人が業務効率化の恩恵を得られることを目的とした「大衆普及型」を目指す。
また、自動化するための業務整理や手作業など、標準化されていない業務をシステム化することが「CELF」本体の標準機能で実現できるという。
RPAエンジンの提供予定価格は年間利用料3万5000円(税別)/1台で、別途CELF本体の年間利用料1万7500円/1ユーザーの購入が必要だ。
同製品の提供開始とともに、コープデリ生活協同組合、サントリーシステムテクノロジー、東急ストアの3社にて、「CELF」のRPAエンジンを活用した実証実験「PoC:Proof of Concept」を開始する。
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