NECネクサソリューションズは4月19日、RPAテクノロジーズとエンタープライズ型RPA(Robotic Process Automation)ツール「Blue Prism」の国内サブリセラー契約を締結し、BPO(Business Process Outsourcing)サービスと連携したソリューションの販売を開始した。
新ソリューションの特徴として「ライフサイクル型サービス」「業務テンプレートの提供」「充実した運用管理」「NECグループのアセットとの連携」の4点を挙げている。
ライフサイクル型サービスに関してはRPA化対象業務の選定支援、ロボット構築などの導入支援、導入後のRPA運用代行や全社展開に向けた技術支援など、ワン・ストップサービスを実現するほか、システム運用業務や利用部門向けサポート業務など包括的なアウトソーシング業務まで含めた対応を可能としている。
業務テンプレートの提供については、操作部品や共通テンプレートにより、短期間のロボット構築や導入・展開が可能な仕組みを提供するという。
充実した運用管理では、サーバによる集中管理や証跡管理、レポート作成を可能とし、NECグループのアセットとの連携に関しては、画像認識技術やIoT、AIなど、さまざまなアセットと連携し、顧客ニーズに合ったサービスモデルを提供するとしている。
これにより、ユーザーはRPA化することで高い効果が望める業務の選定支援サービスやフロー作成支援サービスで早期導入が可能となり、操作部品や共通テンプレートの活用することで短期間でのロボット構築を実現するという。
また、試行から全社導入、運用定着までの支援サービスによりスムーズな展開を可能としている。今後3年間で、100社への販売を計画している。