ウイングアーク1stは4月18日、日立製作所と帳票分野での戦略的提携に合意したと発表した。
ウイングアークは、日立が保有する帳票ソフト「EUR」の資産を取得し、今後、ウイングアークは2020年3月を目途に、同社の帳票基盤ソリューション「SVF」と「EUR」のラインナップとしての統合を進めていく。
そして日立は、ウイングアークからOEM提供を受ける形で「EUR」を販売し、加えて「SVF」の技術を踏襲した「Hitachi Report for SVF」の販売およびサポートを提供するという。
帳票基盤ソリューション「SVF」は、帳票市場において44.9%(ミック経済研究所「ミックITリポート 2017年度版」帳票運用製品ベンダー別出荷金額推移)のシェアがあり、一方「EUR」は同市場において、17.9%(同)のシェアとなるという。
ウイングアークは今回の提携により、顧客は帳票技術、環境変化への適切かつ柔軟な対応、運用等のノウハウを継続的に享受できるとしている。