NECネッツエスアイは4月16日、ユビセンス・ジャパンと販売代理店契約を締結し、同社の地理情報統合表示ソフトウェア「Ubisense myWorld」の販売を開始すると発表した。
「Ubisense myWorld」は、社内外に存在するさまざまなデータを地図という1つの画面に統合・表示するソフトウェアで、Webおよびモバイル環境から利用ができる。
また、オープンAPIにより既存GISを有効活用することで、導入期間は既存GISのリプレースに比べて3分の1と、各システムとの連携と地図上での可視化を短期間で実現できるとしている。加えて、地図上でさまざまな情報を連携させて可視化することにより、現地作業や設備管理等の効率化を実現するだけではなく、気象情報や交通情報などのビッグデータや、装置や設備からのセンサー情報などのIoT連携により、統計・マーケティングなど新たな付加価値を生み出す。
NECネッツエスアイは、「Ubisense myWorld」の販売にあたり、システムインテグレーションや運用・保守までトータルで対応するとともに、業務効率化、災害復旧支援など、個別ニーズに応じたアプリケーション開発を行う。また、閉域網で高セキュリティを有する同社のモバイルネットワークサービス「ネッツワイヤレス」と組み合わせて提供することで、情報漏えいリスク対策も実現するとしている。
「Ubisense myWorld」の参考価格は、ユーザー数100人、追加アプリケーションなしの場合、イニシャルライセンス費用(税別)が2000万円~、SI費用(税別)が500万円~。