TISは、Azure環境で医薬品・医薬部外品製造販売業における「CSV(コンピュータ化システムバリデーション)」を適用するための支援サービス「CSV on Azure支援サービス」を、新メニューとして追加したと発表した。

CSVは、「コンピュータ化システムが意図したとおりに動作することを保証する」ための検証を指すという。

「CSV on Azure支援サービス」は、TISのCSVに関するノウハウを活用することにより、CSV対応が必要なインフラ環境を「Azure」上に設計、構築、移行から運用に至るまでのCSV適用を支援する。

具体的には、CSV方針策定、開発計画書作成支援やクラウド移行作業支援、バリデーション計画書作成や適格性評価(IQ/OQ/PQ)作業の支援など、構築したシステムの検証を支援、システム運用時の標準操作手順書や運用手順書の作成支援やクラウドの運用支援を行う。

  • 「CSV on Azure支援サービス」の概要

TISでは、「Medical Drive Platform」の今後の新サービスとして、リアルワールドデータ環境サービス、RPA適用業務におけるCSV適用支援などを順次提供していく予定という。