フロムスクラッチと伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は4月13日、デジタル・データマーケティング領域において協業すると発表した。
フロムスクラッチは、AIとビッグデータ技術で企業のデータ活用を支援するデータテクノロジーカンパニー。企業が保有するユーザーデータ・広告データ・購買データなどのビジネスデータを一元的に統合して分析や活用を実現するマーケティングプラットフォーム「b→dash」を提供している。
一方CTCは、オープンイノベーションに取り組む企業や自治体等がベンチャー企業と連携し、アイデアを創出するためのプラットフォーム「CTC Future Factory」を提供している。専用スペースの「DEJIMA」では、プロトタイプ開発環境を整備しており、オープンイノベーションを通した共同研究や事業化の検討を行うことができる。
今回の協業で、フロムスクラッチのb→dashをベースにデジタル・データマーケティング領域での技術協力や顧客の開拓、CTC Future FactoryとDEJIMAを活用したオープンイノベーションを推進する。また、デジタルデータをベースにマーケティングテクノロジーのトレンドを取り上げるスクール「b→academy」をDEJIMAで開催することで、参加企業との実証プロジェクトや新規事業の創出を図っていくとしている。