AIを活用したソリューション・サービスの開発を行うDeaps Technologiesは4月13日、利用者の興味関心に応じて適切な観光情報を紹介する、AI搭載観光SNSアプリ「Deaps(ディープス)」のフルリニューアル版を提供開始すると発表した。
アップデートではAIエンジンを刷新。従来の「興味関心」に加え、「時間」と「場所」の概念を分析対象に追加し、個人ごとに最適化された「おすすめ機能」を強化した。これにより、従来以上にユーザーのコンテクストに則した情報の提供を実現できるようになるという。
たとえば、グルメでヨガ好きの女性が、出張先のホテルで「Deaps」を利用すると、ホテルから近い、旬の会席料理が食べられるお店や、翌朝近くで体験できるビーチ・ヨガなどが提案される。
また、利用者がハッシュタグをつけて投稿することで、自動でオリジナル地図をつくる「ハッシュタグマップ」機能も刷新。スポットピンの集約機能が追加されたほか、検索画面と統合され、通常キーワード検索とハッシュタグ検索の結果が同じ画面で見られるようになった。
なお、同社では、位置情報に関連づけて配信するデジタルエンターテイメントを活用したイベントの誘客や観光客の誘致をする団体、企業の支援を開始している。