米Splunkは4月12日(現地時間)、同社初のIoTソリューション「Splunk Industrial Asset Intelligence(IAI)」の提供を発表した。
新ソリューションは製造/石油/ガス/輸送/エネルギー/公共事業に携わる企業向けであり、産業用IoTデータの監視や分析をリアルタイムで行い、複雑な産業システムをシンプルに視覚化できるとともに、資産のダウンタイムを最小限に抑えられるという。
また、同社のマシンデータ解析ソフトウェア「Splunk Enterprise」を基盤に構築しており、産業用制御システム(ICS)、センサ、SCADA(監視制御)システム、アプリケーションからデータを収集して相関付けし、機器や運用にまつわる問題に対するリアルタイムの監視と診断を容易に実行可能にするとしている。
予定外のダウンタイムが発生すると数百万ドル規模の損失に繋がりかねないが、このようなデータに基づくアプローチを運用に取り入れることで、製造工程に影響を与えることなく問題に迅速に対応可能になるという。
なお、限定的な提供のため、興味がある場合は同社Webサイトから申し込める。