デロイト トーマツ コンサルティングは、NTTコミュニケーションズの自然言語解析AIエンジン「Communication Engine COTOHA」(以下、 COTOHA)を活用したRobotics & Cognitive Automation(R&CA)サービスの提供を開始すると発表した。

RPAはルールに基づいて定型的な作業を繰り返すような業務の自動化に適している一方で、ルールから外れたデータが入力されたり、必要な情報が入力されていない場合には、それらを補うために人手の作業が発生する難点があるが、R&CAでは認識技術や自然言語解析技術、学習機能などのCognitive Automationによって、曖昧な情報や不足している情報、データ化されていない情報を補い、Roboticsと連携することで、業務の自動化を実現する。

  • COTOHAを活用したRobotics & Cognitive Automation(R&CA)のイメージ

これにより、所定の様式に合わせてデータを打ち込んで、それをシステムに投入して読み込ませるといったプロセスが不要になるほか、別途音声認識/音声合成のシステムと連携すれば、「COTOHA」との会話だけですべてのプロセスを完結することも可能だという。