タブレットやノートPCをハードウェアとして持つだけで満足してしまい、いつの間にか何かルーチンな処理に落ち着いてしまっているという経験は無いだろうか?多機能なOSには、使いこなしていない機能が隠れ、ソフトウェアやWebサービスは日進月歩に進化する。生産性向上やコスト減に効果のあるものも次々に現れる。
富士ソフトの「moreNOTE」(モアノート)は、moreNOTEサーバーとタブレット/スマートフォンやPC専用アプリ(iOS版 Android版 Windowsストア版)を用いることで、ビジネスに欠かせないデジタル資料の使い勝手を向上させてペーパーレスな会議を促進するシステム。
ボタン2つの操作で実現する画面同期は遠隔でもスムーズな情報の共有、表示と操作を同時に行う2画面表示に手書きペンでのメモや編集、カレンダー連携やOfficeドキュメント編集など、会議や出先での操作性を考慮した機能を数多く搭載している。ユーザー管理や端末管理、暗号化、認証やIP制限、リバースエンジニアリング対策とセキュリティ機能も豊富で、自治体や企業で累計約2,000社の導入実績を持つ。
同社は12日、「moreNOTE」の2018年1月から2月の社内活用において、1カ月で100万枚相当のペーパーレス化を実現したことを明かしている。この数字は、moreNOTEに搭載されている「GreenAction(グリーンアクション)」を用いて、利用した資料の枚数を紙の枚数に換算するもので、削減した紙の枚数から印刷コストや木の本数でその値を概算してくれる。「moreNOTE」の効果を具体的に見える化するものだ。
同社の従業員数は、2017年12月時点で6,000名を超える規模だが、主要会議はもちろん研修、営業ツールにタブレットと「moreNOTE」を活用しており、場所や時間にとらわれないワークスタイル変革に取り組んでいる。同社は今後もmoreNOTEを活用したペーパーレス化で環境に貢献しつつ、更なる業務効率化に取り組んでいく。