ビッグローブ(BIGLOBE)は、名刺サイズの10軸センサ搭載IoTデバイス「BL-02」を企業向けに11日より販売を開始する。
2.8インチディスプレイを搭載する「BL-02」は、Android 6.0をOSに、加速度センサ(3軸)、ジャイロセンサ(3軸)、地磁気センサ(3軸)、気圧センサ(1軸)の計10軸センサを備え、GPSやLTEにも対応する名刺サイズ(高さ約93.9mm × 幅約57.5mm ×厚さ約15.8mm/重さ102g)の小型デバイス。単体で位置情報や加速度、気圧データを収集できるほか、Bluetoothや無線LANで各種データを収集するゲートウェイとしても機能する。従来機と比べ、軸センサ数の増加、LTE対応のほかハードウェア面の機能向上が図られている。
人やモノの移動や動線管理、作業現場でのスタッフの位置管理に加え、マイクやスピーカー標準搭載であるため翻訳端末としての利用などアイデアを活かした利用の幅も広がる。Android Studioを使った開発でエッジ処理やアプリ開発も可能になる。
BIGLOBEでは、オプティム社やマルティスープ社、バンプレコーダー社とパートナーシップを結びAIを活用した分析、行動センシング、路面状況管理ソリューションなど「BL-02」を用いたソリューションも展開する。なお開発サンプル提供価格は、39,800円(税別)となる。