OPPOは、同社の技術革新力を向上させ、ユーザーのニーズを上回る新しい技術開発にいち早く取り組み、そして最先端の業界動向の研究を行うことを目的とした「OPPO研究院」を正式に設立したことを発表した。
OPPO研究院は、中国・深センを本部とし、北京や上海、東莞、日本(横浜)、アメリカ(シリコンバレー)の6ヶ所に研究所を設置し、ソフトウェア、ハードウェアなどの分野の研究活動を展開していくとしている。
日本の研究所においては、日本のモバイル業界における写真技術の先進性と、写真やセンサー業界をリードする日本企業とOPPOのこれまでの協業実績を踏まえ、モバイルカメラ技術をメインとし研究を行っていく構えだ。
同時に、OPPOは、グローバルで大学との連携を強化するという。現時点で、スタンフォード大学の人工知能実験室と協力し、OPPO-スタンフォード共同研究室を設立、人工知能の先端技術およびアプリケー ションについて共同研究していく。5G分野においては、ニューヨーク大学、北京科技大学、北京郵電大学、中国信息通信研究院(CAICT)などの大学や科学研究所と協力し、技術革新を進めていくということだ。
OPPO CEO の陳明永氏は、次のように述べている。「OPPO研究院の設立は、当社の将来を見据えた既存の研究開発体制の枠組みを超えた新たな投資です。OPPO 研究院のもとで設置した各研究所と大学などの外部のパートナーが 協力し、柔軟かつ専門的に研究していくことで、OPPOはさらに、当社の技術や製品の革新性を向上できると考えています。我々はAI、5G、そのほかの技術の開発や応用分野でリードするために努力しています。そして、アートとテクノロジーを組み合わせた完璧な製品をユーザーの皆様に届け、ユーザーのニーズを満たしつつ、更にその期待を常に超えていきたいと思っております。」
また、OPPO 研究院 院長の劉畅氏は、次のように述べている。「OPPO研究院の成立は、当社の終始一貫した研究開発への持続的な投資を意味しています。OPPO研究院は今後、5Gを中心に、ソフトウェア、ハードウェア、および標準か技術に焦点をあて、AI、映像処理、新素材などの研究を通じ、当社の製品競争力をもたらす技術基盤を構築する最先端の研究を行います。」