千葉大学発ベンチャーのビジネスラボラトリーは、書籍「バイオベンチャーの冒険者たち 千葉大発! 世界をアップデートする6人のバイオ研究者」を、幻冬舎より刊行したと発表した。大学で行われている、バイオ研究の最前線が語られているという。

「バイオベンチャーの冒険者たち 千葉大発! 世界をアップデートする6人のバイオ研究者」

「バイオベンチャーの冒険者たち 千葉大発! 世界をアップデートする6人のバイオ研究者」

千葉大学ベンチャービジネスラボラトリーは、1999年の創設以降、新規産業の創出に向けた研究開発を推進するとともに、 学生のベンチャーマインドの育成に力を注いでいる機関。同機関の研究開発を担うのは、 学内公募により採択された「VBL研究プロジェクト」の研究者となっている。同書では、VBL研究プロジェクトの活動を広く世の中に知ってもらうことを目的として、研究プロジェクトの中でも特に社会実装に向け熱心に取り組んでいる6名のバイオ系の研究者が、自らの研究について赤裸々に語っているという。

具体的な研究内容としては、ブタを健康にするバクテリア、大量の薬を生み出す「スーパー酵母」、孔雀の羽や玉虫の色を再現するインク、ドローンとレーザーで自然を3Dデータにする技術、糖尿病リスクを低減する食品など、最新のテクノロジーが多く掲載されている。幾度もの失敗を重ねながら、ひとつのことが成し遂げられる過程を実感できる一冊になっているということだ。