LINEと野村ホールディングスは3月28日、証券ビジネスを中心とした金融事業における業務提携の検討開始に関し、両社間で基本合意書を締結したことを発表した。
同提携の一環として、両社またはその子会社もしくは関連会社が共同して出資する会社を通じて、LINEプラットフォーム上で、資産形成層をターゲットとした非対面証券ブローカレッジおよび非対面証券投資コンサルティングサービスの提供等を行うことを目指して、検討を進めることに合意した。
LINEの金融ビジネス進出に際して、「LINE」の既存ユーザー層の資産形成を中心とした潜在的な金融サービスへのニーズに対し、「LINE」が持つユーザーベースに加え、ユーザビリティの高いUI/UXと、野村グループが培ってきた金融ビジネスのノウハウを活かし、新しい金融サービスを提供したいと考え、両社は同合意書を締結するに至ったという。
共同出資会社の名称は「LINE証券株式会社」を予定。また、出資比率はLINE51%、野村ホールディングス49%の予定だ。