SMBCコンシューマーファイナンスは、AI(人工知能)技術を用いた対話型自動応答システム(以下、「チャットボット」)を活用し、3月8日より自動Q&Aチャットサービスを開始すると発表した。
原則24時間365日チャットボットがメッセージで自動回答し、顧客がチャット終了時に登録する「役に立ったか、立たなかったか」の評価などを通じ、チャットボットは自己学習質問や同社の回答内容を精査し、より適切な回答を伝えられるよう精度を高めていくという。
導入したチャットサービスは、三井住友銀行と日本マイクロソフトが共同で開発したチャットボット技術で、利用者からの照会に対してAIが自然な対話形式で回答を返すシステム。三井住友銀行の行内照会窓口において、照会応答業務の迅速化・効率化に対し十分な効果が得られたことから、三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMFG)各社へも展開することになったという。
今後は、チャットボットを通じたやり取りを分析し、回答を継続して学習させるなどのチューニングを行い、サービス精度を高めていくという。