米F5 Networks、バルセロナで開催された「Mobile World Congress(MWC)2018」において、サービスプロバイダのIoT対応や5Gへの移行、NFVテクノロジー導入をサポートする新たなソリューションを発表した。
新ソリューションの中核となる製品は、ハイエンドモデルとなる「BIG-IP i15000シリーズ」で、5Gによるデータ量急増や、コンシューマー向けおよび大規模な商用IoTの拡大に対応するためのもの。
「BIG-IP i15000シリーズ」は、大企業やサービスプロバイダ向けに設計された、F5最高の性能を持つアプライアンスで、300M (3億) のL4同時接続に対応し、TCP/IP最適化、トラフィックステアリング、ファイアウォール、DDoS、CGNAT、DNSを含む複数のサービスをひとつのデバイスに統合することが可能。
シリーズは、320/160GのL4/L7スループットと最高10M (1000万) のL7 RPSをサポート。また4個のTurboFlex FPGA、2基の14コアIntel Xeonプロセッサ、1.6TBのストレージ、および512GBのDDR4 RAMを備えている。