東芝デジタルソリューションズは3月6日、新たなデジタルビジネスにおいてコンサルティングから価値創造までを一貫して提供する新会社「東芝デジタル&コンサルティング」を4月2日に設立すると発表した。

昨今、急速に発展するIoTやAIをはじめとしたデジタル技術は、これまでの企業における事業領域、ビジネスモデルに対して変化をもたらしている。

そのため、新会社ではIoTやAIなどの先進技術を結集したIoTアーキテクチャ「SPINEX(スパインエックス)」に基づき、現場の出来事をデジタル上に忠実・精緻に再現し、高度なシミュレーション・将来予測分析につなげるデジタルツインや、ものづくりで磨いた高精度な分析と音声・画像認識技術を融合したAIを活用し、社会インフラ・エネルギー・モビリティのビジネス領域を中心に、顧客との共創によるデジタルトランスフォーメーションを加速していくという。

なお、新会社の取締役社長には現 東芝デジタルソリューションズ 取締役の沖谷宜保氏が就任し、従業員数は50人、資本金は4億9000万円、出資比率は東芝デジタルソリューションズが70%、東芝が30%となる。