メドピアは3月5日、スギホールディングスと業務資本提携契約を締結したことを発表した。

  • IT×地域密着の医療サービスを目指す

メドピアグループは、医師10万人が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を基盤としたドクタープラットフォーム事業を中心に事業を展開している。

また、スギホールディングス100%子会社であるスギ薬局は、調剤併設型ドラッグストアを中心に1,000店舗以上を展開。予防・未病期においては、300人を超える店舗所属の管理栄養士を活用した健康データの測定、およびその結果に基づいた食と運動の両輪での予防医療領域サービスを提供している。

両社は連携によって、健康・医療・介護領域におけるネットとリアルを融合した統合型プラットフォームを創出し、「IT×地域密着」を軸とした独自の予防・医療サービスを開発・提供することを目指す。また、スギ薬局が保有している店舗網や顧客基盤、MedPeerにおける医師による医薬品の口コミデータ(集合知)など、両社が患者および医療従事者から集める健康・医療データを活用した製薬企業向けの新たなマーケティング支援サービスを構築していく。