トッパン・フォームズとグループ会社でシステム運用管理サービスなどを展開するトッパン・フォームズ・オペレーション(TFO)は3月5日、RPA(Robotic Process Automation)ツールの提供を中心としたRPA事業に2018年度から参入すると発表した。

RPAは、PC上で行う定型業務を人に代わりソフトウエアのロボットが自動で実行する。TFOは主力事業の1つであるシステム運用管理サービスにおいて、顧客のシステム運用の現場にサービスを提供している。

今回、RPA事業への参入により、サービスメニューに新たにRPAを加えることで、システム部門への導入支援まで包括したサービス展開が可能になるという。各企業の働き方改革推進に向け、RPA導入の主流である事務部門に加え、システム部門の社員の生産性向上にも貢献することができるとしている。

なお、TFOは3月1日に日本RPA協会に加盟しており、まずはTFOがシステム運用管理サービスで培った顧客基盤とノウハウを活かし、トッパンフォームズグループのRPA事業推進におけるSEの育成とビジネス基盤構築を担う方針だ。今後、RPAトータルソリューションを積極的に展開すると同時に、新たな市場の創出を目指す。