SecurityLabが2月26日、Twitter (@SecX13)で、2018年2月に行われた主要ベンダーのスマートフォンやタブレットデバイスのセキュリティアップデート状況を伝えた。すべての項目でグリーンを獲得しているのはAppleだけで、他のベンダーと比べても良好な状況だ。
スマートフォンで最大シェアを持っているAndroidを提供しているベンダーはセキュリティアップデートの提供が遅く、Appleが数日で提供するセキュリティアップデートが、数カ月たってから提供されるといった状況も示されている。
SecurityLab は2月20日にタブレット向けデバイスのセキュリティアップデート状況のまとめも発表しており、こちらではAppleとMicrosoftのみがすべての項目でグリーンを獲得している。タブレットデバイスにおいてもAndroidはセキュリティアップデートの提供が遅い状況が示されている。
デバイスとオペレーティングシステムの双方を開発しているAppleはセキュリティアップデートの提供が早く、また、ユーザーのアップデート適用が他のデバイスと比較して早いことでも知られている。Androidはスマートフォンで最大シェアを持っているが、バージョン間の分断が見られ、アップデートの適用も遅い傾向がある。