Googleがコントリビュートするオープンソースのプログラミング言語「Go」の2017年度のユーザー利用動向結果が公式ブログThe Go Blogに掲載された。
2016年のサーベイ(3,595)と比較して7割増加の6,173ユーザーからの回答をもとにGo言語の利用動向を調査したものになる。
仕事での利用が2016年では62%(2,235)から67%の4,201へと増加。業務領域ではモバイルやデスクトップ/GUIアプリケーションでの利用がそれぞれ15%から11%、14%から11%へと割合が減少し、セキュリティ、ファイナンス/コマース、データサイエンスがトータルでの順位を上げている。また、具体的な分野ではAPI/RPCサービス周りが5%増加の4,071と1位になっている。
他にも数多くの項目が掲載されているが、OS別の開発環境ではLinux、MacOS、Windowsの順で、エディターはVSCode、Vim、IntelliJ/GoLand、Sublime Text、Atom、Emacsの順。プログラムの配置先では、自社のサーバーが43%(2,664)の1位、AWS EC2が27%(1,689)、回答無しを挟んでAWS Containerが12%(732)、Digital Oceanの10%(631)のあとにGoogle Compute Engineが596と続いている。