ビジネスに対応したGmailやGoogleカレンダー、ドキュメントやドライブが集約する「G Suite」にチームワークをより速く、よりスマートにコラボレーションを進める新たな機能が加わったことをGoogleは2月28日に発表している。

Hangouts Chatは、バーチャルルームやスレッド形式の対話に対応、ファイナンスからヒューマンリソース、CRMなど広い分野でのワークフローの迅速化に寄与できるという。インテリジェントなチャットボットやサーチ機能を備える。Google Driveやカレンダー、Hangouts Meetなどとのシームレスな統合が図られており、G Suiteのコアサービスのひとつとしてローンチしている。

G Suite Developers Blogには、 Hangouts Chat developer platform and APIを使ってチャットボットを作成したり、ワークフローを作成する方法を紹介している。iOSやAndroidのスマートフォンに加えWindows版、MacOS版でも提供、現在28言語に対応し、チャットルームは8,000メンバーまでサポートする。

また、多くのエンタープライズアプリケーションを提供する企業がボットの開発を既に行っていることを紹介している。公式ブログで紹介されている各チャットボットは以下の通り。

・Accounting:Xero
・Analytics:Statsbot
・Communications:Dialpad, RingCentral, Uberconference and Vonage
・CRM: ProsperWorks, Salesforce and Streak
・Customer Service: Freshdesk
・File Sharing: Egnyte
・Human Resources: Disco, Polly and Zenefits
・Meditation & Mindfulness: Stop, Breathe & Think
・Productivity: Lucidchart and Zoom.ai
・Project and task Management: Jira, MeisterTask, Trello and Wrike
・Travel: Kayak