キヤノンITソリューションズは2月28日、3次元CADソフトウェア「SOLIDWORKS」向け設計業務支援ツールの新バージョン「SOLiShie(ソリシエ) Ver.8」の提供を開始した。
「SOLiShie」は、SOLIDWORKSを使用するさまざまな現場に対応したツール群。モデリング、図面、ユーティリティ、データ管理、コンテンツ作成・解析、PDMといった6つのカテゴリからなる全63種類の機能により、3D設計効率化を実現できる。
新バージョンでは、SOLIDWORKS製品以外のFlexNetをベースにしたライセンス管理を行っているアプリケーションのライセンスログから、各種ライセンスの使用状況を見える化する「FlexNetライセンスログ分析機能」と、定型文をあらかじめ登録して、SOLIDWORKSの図面ドキュメントの管理を容易にし、操作性の向上を図る「定型文入力機能」が新たに追加された。
また、「SNLライセンスログ分析機能」の対象が、6種類から28種類に拡張されたほか、SOLIDWORKS PDMに登録されているSOLIDWORKSドキュメントを対象にExcelファイルを利用したプロパティ値を一括入力する「プロパティ一括入力機能」についても、「全コンフィギュレーション対象」と「ユーザー定義プロパティ含む」オプションが追加され、より効率よくプロパティを入力することが可能となっている。
動作環境は、対応OSが Microsoft Windows 7 SP1 64bit 版、Microsoft Windows 8.1 64bit版、Microsoft Windows 10 64bit版。RAMは8GB以上を推奨、ディスクは5GB以上の空き領域、グラフィクスはソリッドワークス社認定済みのビデオカードとドライバ。SOLIDWORKSの対象バージョンは、SOLIDWORKS 2016, 2017, 2018、SOLIDWORKS PDM Professional 2016, 2017, 2018。