Tecmintは2018年2月22日(米国時間)、「How to Manage User Password Expiration and Aging in Linux」において、パスワード使用期限を設定するLinuxコマンドchage(1)の使い方を紹介した。chage(1)コマンドを利用することで、パスワード使用期限の参照、設定、使用期限前の警告表示などが行える。
紹介されているchage(1)コマンドの主な使い方は次のとおり。
パスワードの使用期限情報を表示
chage -l ユーザ名
パスワードの最終更新年月日を設定
chage -d 年-月-日 ユーザ名
パスワードの使用期限年月日を設定
chage -E 年-月-日 ユーザ名
パスワード使用期限前に警告を出す日数を設定
age -W 日数 ユーザ名
パスワード使用期限後の猶予日数を設定
age -I 日数 ユーザ名
*BSD系では、chpass(1)コマンドでパスワード使用期限の編集などが行える。パスワードの使用期限を設けることで、ユーザーに対し、強制的にパスワードの変更を促すことが可能。