Arasは2月22日、BMWグループがテストデータ管理のバックボーンとして、同社のPLMプラットフォームを導入中であることを発表した。
同社のPLMプラットフォームは、量産車の開発に重要な成果物のトレーサビリティを可能とし、車両開発のさまざまな段階で、テストやテスト結果の企画、スケジューリング、実行、文書化をサポートする。導入の一環として、Arasのプラットフォームは、多数の既存のITシステムを連携させ、データ交換を可能とする。
ArasのPLMプラットフォームは、当初はドライブトレインとエンジン開発、パッシブセーフティなど、統合された安全性テスト管理を含むプロセスをサポートする。テストに関連する特定の要件を満たすArasの柔軟性の高さが、BMWグループにとって重要な要素であったという。なお、BMWグループのエンジニアリング部門5,500名以上の従業員がArasのプラットフォームを使用する予定となっている。