ベリタステクノロジーズは2月20日、スナップショットベースのデータ保護製品「Veritas CloudPoint 2.0 」を提供開始したと発表した。同製品は、複数のクラウド環境にあるデータのスナップショットやクローンをカタログ化し、単一のGUIコンソールから統合管理することが可能。

データのきめ細かいリカバリを可能にする幅広いカタログ機能により、単一のファイルに至るまで、特定の情報をわずか数秒で検出して復元できるという。

同じクラウド内のリージョン間でデータを簡単にレプリケート(クラウド内レプリケーション)できるため、企業はディザスタリカバリへの対応を強化できる。

同製品は、データを簡単に検索して分類タグを導入し、個人識別情報(PII)を迅速に検出して削除できるが、一般データ保護規則 (GDPR) などの法規制を遵守する際に役立つという。

同製品は、Microsoft Azureとの連携が強化されている点も特徴。例えば、ベリタスの「Veritas NetBackup」 を「CloudPoint 2.0」と統合して、データセンターにおけるNetBackupのスナップショット管理機能を拡張し、Azureのサポートと連携させることが可能になっている。

  • 「Veritas CloudPoint 2.0 」の画面