NTTデータ先端技術は2月20日、NTTデータと日本アイ・ビー・エムの協力のもと、顧客にAI技術を実践、活用してもらうための組織および場として「INTELLILINK AI Lab」を設立したことを発表した。

「INTELLILINK AI Lab」は、日本IBMが提供するIBM WatsonのテクノロジーをベースにNTTデータ先端技術が有するシステム基盤スキル、NTTデータが有するアプリケーション開発スキルを活かし、ユーザーが想定するAIソリューションを直接『見て・触れて』、活用へつなげる環境を提供する。これにより、AI導入を検討していた顧客はAIに関するさまざまな製品やサービスに触れ、ユースケースを知ることを通して、自社の課題解決に必要な取り組みを具体化し、推進することが可能になるという。

  • 「INTELLILINK AI Lab」を設立

    各社の役割

具体的には、セミナーや研修、最新技術などのAI関連の情報提供、ユースケースに基づくデモ、ハンズオンによるAI技術の実践の体験機会の提供、先行導入事例の紹介、活用アドバイスの提供、PoC(導入前事前検証)やデータ検証を技術面から支援する機能の提供、コンサルティングの提供などを行う。

今後「INTELLILINK AI Lab」では、技術者の増員やデモ体験エリアの拡充などを進め、NTTデータ先端技術はNTTデータ 技術開発本部 エボリューショナルITセンタ協力のもと、NTTグループのAI関連技術を活用した取り組みであるcorevoについても、各種デモンストレーション環境を整備し、AIに関するユーザー体験創出を強力に推進していく。