フリービットは個人から法人まで幅広い用途に対応するクラウド型見守りサービス「五感箱 ~SensorCube~」を昨年4月に発表している。簡単なのに高機能をテーマとするSensorCubeは、静止画・動画の録画、温度・湿度・照度といった多機能センサーを備えており、クラウドを通じてスマートフォンのアプリから手軽にその状態を把握できるものだ。高齢者や子ども、ペットの見守りや店舗や社内の管理などへの安全・防犯を提供する。
20日、同社はこのSensorCubeにおいて、新たに「SensorCubeクラウド連携サービス」や16台のカメラ映像マルチビューに対応するWindows版クライアント、センサーデータレポーティングなど機能の拡充を発表した。
「SensorCubeクラウド連携サービス」は、同社のクラウドにデータを保存せずにSFTPサーバ同士で連携するPUSH型、同社のfreebit CloudDiskからAPIを通じて連携するPULL型が用意される。レポーティング機能では、各種データのグラフ表示や汎用性の高いCSV形式でのダウンロードを可能としている。あわせて、最大16台のカメラ映像を同時表示するマルチビューWindows版クライアント(推奨OS、Windows 10 Home/Pro)の提供も開始するなど、SensorCubeの手軽な高機能の用途拡大を図れる拡充となっている。