シャープは、モバイル型ロボット RoBoHoN(ロボホン)の開発者向けモデル「SR-X002」を、ロボホン公式ウェブサイトにて3月2日より販売を開始することを発表した。本体価格は23万8000円(税別)。
SR-X002には、Windows用ソフトウェア「Motion Works for ロボホン」が付属し、搭載している各モーターの可動値や動作条件などを設定することで、ロボホンのモーションを自由にプログラムすることができる。
同機をパソコンにつなぎ、作成したモーションを実際に確認しながら作業を進めることができるほか、専用のスマートフォンアプリで実行させることが可能となっている。
さらに、子供向けのビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」で、ロボホン用のアプリケーションの開発ができる「スクラッチパック」も付属する。ロボホンの対話シナリオの作成はもちろん、「Motion Works for ロボホン」で作成したモーションを生かしたアプリケーションの開発も行える。
なお、同機はシャープが提供するクラウドサービス「ココロプラン」への加入が不要のため、月々の支払いなしで音声認識機能などを利用できる。
SR-X002の身長は約19.5cm、体重約390g。サーボモーターは13個。プラットフォームはAndroid 5.0で、CPUはQualcomm Snapdragon 400 processor 1.2GHz(クアッドコア)、内蔵メモリ ROM 16GB/RAM 2GB、ディスプレイ 約2.0型 QVGA。また、カメラは約800万画素CMOSカメラで、センサーは9軸(加速度3軸、地磁気3軸、ジャイロ3軸)、照度センサー、バッテリー容量は1,700mAhとなっている。