伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2月15日、GoogleのIaaS、PaaSをはじめとしたクラウドサービスGoogle Cloud Platform (以下、GCP)の提供を同日から開始すると発表した。
CTCは、GCPの利用環境の提供と設計から構築、社内システムとの連携を含めたインテグレーションサービスや、稼働状況の監視やバックアップなどのオペレーション・サポートサービスを提供。Amazon Web Services、Microsoft Azure上でのシステムインテグレーションで蓄積したノウハウを活かして、クラウドの選定からクラウド間の連携を含めたマルチクラウド環境の構築を支援するほか、複数のクラウドに対するセキュリティソリューションも提供。
具体的には、GCPの利用に関する企画・立案から、システム設計、構築を含めたインテグレーションサービスを提供。企業が既存で保有しているシステムや他のクラウドサービスとの連携にも対応するほか、GCPのサーバやストレージ等の稼働状況を監視したり、設定変更やバックアップなどのシステムオペレーションを行う。
そのほか、GCP利用におけるネットワーク設計やセキュリティ、ID管理などを含めた社内システムの最適化の支援を行うという。
同社はGCPに関連するソリューション販売も含めて、3年間で10億円の売上を目指すという。