ヴイエムウェアは2月14日、「VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure」を国内で提供開始したと発表した。同ソリューションは、Microsoft Azure環境とVMware Horizon Cloudのコントロールプレーンを連携させることで、RDSホスト型アプリケーション/デスクトップの配信/管理を可能にするもの。
VMware Horizon Cloudは、クラウド上に配置されたコントロールプレーンを利用することで、用途の変更、従業員の異動、予算の変動などがあった場合、顧客がインフラを柔軟に変更することができる。
VMware Horizon Cloud on Microsoft Azureのメリットとしては、「単一インスタンスから、Microsoftが全世界で展開する40以上のデータセンタ リージョン全体にわたる利用状況を管理可能」「導入作業の簡素化」「管理の簡素化」などがある。
例えば、VMware Horizon Cloudのサービス コンポーネントの導入を自動化すると同時に、Microsoft Azure Marketplaceとの統合により、Windows Serverイメージを必要なエージェントにインポートして自動適用が可能になっている。
また、ブルーグリーンデプロイメントの手法を活用したセルフスケジュールのアップグレードにより、Microsoft Azure上のコンポーネントを5分以内に更新できるという。
VMware Horizon Cloud on Microsoft Azureの1ユーザー/1カ月当たりの市場想定料金は990円から(税別)。