Opera Softwareは2018年2月7日(現地時間)、「Opera 51 comes with improved browsing speed - Opera Desktop」において、Operaの最新版となる「Opera 51」の公開を伝えた。
Opera 51には、タブクリックによるページトップへのスクロール、ブックマークマネージャへブックマークインポートボタンの追加、ビデオポップアウトの改善、プライベートモードのデザイン変更といった機能追加や機能改善が取り込まれている。
同社は発表の中でSpeedometer 2.0ベンチマークの結果に言及。Mozillaがリリースした最新のFirefox 58とOpera 51のベンチマーク結果に触れ、Opera 51のほうがFirefox 58よりも38%高速だったと指摘している。Opera SoftwareはOperaの高速化に取り組んでおり、Windows版のOpera 51はLLVM Clangでコンパイルされているという説明もある。
Net Applicationsの報告によれば、2018年1月におけるデスクトップブラウザでのOperaシェアは1.60%。同月のシェア1位はGoogle Chrome(61.41%で)、これにInternet Explorer、Firefox、Edge、Safari、Sogou Explorerが続いている。