ヴォーカーズは2月13日、同社が運営する企業リサーチサイト「Vorkers」において、「性格のいい会社ランキング」を公開したと発表した。
同ランキングは、『いい人材が集まる、性格のいい会社』の著者・佐藤雄佑氏の協力を得て作成したもの。具体的には、働きがいの指標としてVorkersの5段階評価項目から「風通しの良さ」「20代成長環境」「社員の相互尊重」のスコアと、多様な働き方指標として「ワーク・ライフ・バランス」「女性の働きやすさ」のクチコミをVorkers独自の機械学習技術によってスコア化し集計した。
第1位となったのは、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」、経済専門ニュースアプリ「NewsPicks」を運営しているユーザベース。これに、ファインドスター、グーグルが続いている。同サイトでは、トップ3のクチコミからは、理念や価値観、その会社「らしさ」が社員一人ひとりに浸透していることがうかがえると分析している。
ユーザベースの多くの社員の口コミに登場する「7つのルール」は、自由主義、創造性、スピード、挑戦といったベンチャーらしい価値観が詰まっているという。
ファインドスターは通信販売などにおける同封広告代理事業を行う広告会社。理念や価値観の総称をBeSTAR(ビスタ)と呼び、週に1度理念研修を行うなど、理念の浸透に力を入れていることがクチコミから明らかになったようだ。
グーグルにおいては、価値観として「Googley(グーグリー)」という「グーグルらしさ」を表す言葉が浸透しており、世界中のグーグルカルチャーのもととなっていることがうかがえるという。