NTT都市開発は2月9日、ユーザー個々の自分らしいワークスタイルとライフスタイルの実現をサポートする新たな形のシェアオフィス事業「LIFORK(リフォーク)」を立ち上げ、「LIFORK大手町」「LIFORK秋葉原」を4月にオープンし、両施設内に企業主導型保育園である「ワイナKids保育園」を順次開園すると発表した。

  • LIFORK大手町のイメージ

    LIFORK大手町のイメージ

  • LIFORK秋葉原のイメージ

    LIFORK秋葉原のイメージ

両オフィスは、同社の旗艦ビルである大手町ファーストスクエアおよび秋葉原UDXに開設。同社は、LIFORKブランドを通じ、仕事と生活の双方を充実させたいというユーザーニーズや、エリアや街の個性・特性に応じた多様なスペースとサービスを提供するとともに、交流イベントやセミナーなどによるコミュニティ作りを通じ、人と人、人と街をつなぎ、新しいライフスタイルの実現をサポートしていく。

LIFORK大手町は「Creative Platform~自分らしく、はたらく、つながる~」をコンセプトに、コンシェルジュサービス付きの多様なワークスペース(ラウンジ、デスク、ブース、ミーティングルーム、シェアオフィス・プロジェクトルーム)、会員向けセミナーや期間限定サービスなどを開催可能なイベントスペース、自転車通勤をサポートするロードバイク用室内駐輪スペースやシャワースペース、子供の近くで働くことを叶える保育所などの環境を提供するという。

生産性の高い働き方、自分らしい生き方をするためのスペースとサービスを提供し、会員個々の自己実現・成長を支援していく。営業開始日は4月2日、内覧受付開始日は3月5日、所在地は大手町ファーストスクエアのウエストタワー1階および2階。

LIFORK秋葉原は「カウンターカルチャーの聖地で、はたらく、あそぶ」をコンセプトに、世界的観光スポットとなった秋葉原の中心地である秋葉原UDXに新しいワークスペースをオープンする。

「WORK」に集中することができる「ワークルーム」、「WORK」の合間の「LIFE」を実現する「リビングルーム」、「LIFE」と「WORK」の多様なスタイルで利用する「スタイルルーム」(キッチンルーム、クリエイションルームなどの5種類のレンタルスペース)、子供の近くで働くことを叶える保育所などを提供する。営業開始日は4月2日、内覧受付開始日は3月1日、所在地は秋葉原UDX4階。

ワイナKids保育園のコンセプトには、「子どもたちがワイワイ過ごせる保育園をつくりたい」「『Why Not?』(もちろん!やってみようよ!)の声が飛び交うポジティブな環境を創出したい」という願いを込めているという。

  • ワイナKids保育園のイメージ

    ワイナKids保育園のイメージ

LIFORK大手町内に「ワイナKids大手町保育園」を4月2日に、LIFORK秋葉原内に「ワイナKids秋葉原保育園」を6月1日に、それぞれ開園を予定している。NTTグループや同社ビル・近隣ビルに勤務する、仕事も子育ても両立したい人をサポートする保育事業としている。なお、利用には保育所事業者であるNTT都市開発ビルサービスとの企業間利用契約が必要となる。

また、登降園時の手続きをスムーズにする「登降園管理システム」や、両手がふさがっていても入退室ができる「顔認証セキュリティ」を導入するなど、利用者の目線に立ったICTの利用を進めていくとしている。