NECネッツエスアイ(NESIC)は2月8日、部門や場所を越えて必要な情報を持つ社員に最適にコンタクトすることが可能な働き方改革の統合サービス「インテリジェンスコネクト」を開発し、本年4月から順次販売を開始すると発表した。
同社では、社員がそれぞれ持っている情報や知見をデジタルデータ化して全社で共有・活用する「インテリジェンスDX」の活用に取り組んでおり、その応用の第一弾として、インテリジェンスコネクトを提供開始する。同サービスでは、「ナビゲーションサービス」「チャットボットFAQサービス」「プロセスアシスタントサービス」の3点の機能を統合的に提供することで、組織横断での共創、社内のインテリジェンス活用を促進し、企業のイノベーション創発、生産性・効率向上に貢献するという。
「ナビゲーションサービス」は、社員それぞれが持つ情報、知見、スキルなど(インテリジェンス)をクラウドで一元管理し、各種クラウドサービスと連携して最適なコンタクト手段を提供して必要な社員同士をつなぐサービスだ。
また、「チャットボットFAQサービス」(2018年6月から提供予定)では、社内に存在する様々なFAQデータをAIに学習させ、質問に対する最適な回答をチャットボットで自動応答する。
「プロセスアシスタントサービス」(仮称、2018年6月から提供予定)では、参加メンバーと期間を指定すると、会議室の空き情報を含めて情報を横断検索して会議を設定。さらに、メンバー全員が事前に会議資料を確認・承認できた場合は、設定した会議をキャンセルし、会議の効率化を図ることができる。