オランダのNXP Semiconductorsは2月6日、車載用イーサネット製品「TJA1102 PHYトランシーバ」および「SJA1105xイーサネット・スイッチ」を発表した。
両製品は、自動運転車に必要な基盤縮小化を実現し、自動車メーカーによる高速イーサネット・ネットワークの普及を支援するという。また、自動車メーカー向けに最大100Mbpsのイーサネット速度を提供するため、自社のネットワーク技術を利用した。
さらに、新製品群は高い柔軟性を備えており、自動車業界のネットワーク要件を満たすスケーラブルなプラットフォーム・コンセプトを可能にするという。すでに両製品ともに量産を開始しており、独立した形または組み合わせた形で、最適化したイーサネット・サブシステム構築のために使用を可能としている。
量産グレードのオリジナルNXP AUTOSARドライバは供給を開始しており、半導体で提供可能な全機能をカバーしている。また、AVB SWスタックも、スイッチシリーズの既存製品向けに提供している。