KDDIと沖縄セルラーは2月6日、IoT向けLTE通信サービス「KDDI IoT通信サービス LTE」において、さまざまな分野・用途に合わせた3つの定額制料金プラン「LTE Low」「LTE Mid」「LTE High」の提供を開始すると発表した。
3つの料金プランの中でも128kbpsの低速度・小容量の料金プラン「LTE Low」は、さまざまな機器・各種センサーからのデータ収集、一般的な小量データを扱う監視・制御利用に最適なプラン。「LTE Mid」は工場内の複数の機器からのデータを集約してから一度にアップロードする際やオンデマンドの画像監視利用などに適した512kbpsの中速・小容量のプランで、「LTE High」は防犯や設備監視を目的とした定期的な画像監視利用などを想定した高速・中容量のプランだ。
1回線当たりの月額料金は、LTE Lowの場合、基本使用料400円、通信量30MB以上から0.03円/KB加算されていき、上限額は1200円。通信速度は128kbps。
LTE Midだと、基本使用料500円、通信量30MB以上から0.03円/KB加算されていき、上限額は2000円。通信速度は512kbpsで、通信量が合計で3GBを超えると当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsに下がる。
LTE Highの場合は、基本使用料600円、通信量150MB以上から0.03円/KB加算されていき、上限額は2900円。通信速度の制限はなく利用端末により異なるが、LTE Midと同様、通信量が合計で3GBを超えると当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsに下がる。