Q-Successは2月1日(ドイツ時間)、「Every day 3,270 of the top 10 million websites switch to https.」において、トップ1000万のWebサイトのうち、毎日3270のサイトがデフォルトプロトコルをHTTPSへ切り替えていると伝えた。2月2日の時点でHTTPSをデフォルトのプロトコルに設定しているWebサイトの割合は27.9%、以降も増加傾向を続けている。
デフォルトプロトコルにHTTPSを採用している著名なWebサイトは次のとおり。
- Google.com
- Youtube.com
- Facebook.com
- Wikipedia.org
- Yahoo.com
- Google.co.in
- Reddit.com
- Amazon.com
- Taobao.com
- Tmall.com
Let's Encryptのように無償で自動的に証明書が取得できる認証局の運用が始まってから、多くのサイトがHTTPSをデフォルトのプロトコルとして採用する動きを見せている。ただし、こうした便利な証明書はフィッシング詐欺サイトなどの隠れ蓑としても悪用されており、注意が必要。
Webサイトが疑わしい場合は、証明書がどの組織に対して発行されたものか調べるとともに、コンテンツの内容が発行先の組織に関連するものであるかをチェックするなどの確認を行うことが望まれる。