インフォテリアは2月5日、IoT対応モバイルアプリ開発基盤「Platio」を活用した自治体向けの災害対策として、モバイルを活用した情報共有とIoTセンサーを活用した遠隔監視のソリューションを開発したと発表した。
Platioは、プログラミングの必要なくブラウザー上での設定だけでモバイルアプリを作ることができるプラットフォーム。モバイルアプリを用いて共有された情報はクラウド上のデータベースに保管され、その情報を必要とする利用者間でリアルタイムに共有される。 今回インフォテリアは、警戒区域の状況報告アプリ、避難状況の報告アプリ、支援要請アプリなどの、共通して利用されるアプリ開発し、自治体はすぐにモバイルとクラウドを活用した災害対策の情報共有を開始できる。
これにより、警戒区域や避難所などからの報告をリアルタイムに共有することが可能になり、支援物資などの集計の負担が軽減されるほか、位置情報とセットで写真や動画を共有できるようになる。
また、遠隔地に設置された水位計、地滑り検知センサーなどのセンサー情報をクラウドを介してモバイルで閲覧することができるという。
今後インフォテリアは、センサーや通信デバイスのメーカーやシステムインテグレーターなどとの連携を強化し、年内に50の自治体への導入を目指す。