スマホ決済サービスを展開するOrigamiは1月31日、大垣共立銀行と資本業務提携を行い、フィンテックで地方創生の推進に取り組みことを発表した。

今回の提携ではOrigamiが提供するスマホ決済サービス「Origami Pay」に大垣共立銀行の銀行口座を直接連携することで、リアルタイムに預金口座から決済代金を引き落とすスマホ決済を実現する。サービスの開始時期は、2018年2月1日を予定。

  • フィンテックで地方創生を目指す

同提携により、大垣共立銀行は、既存顧客に対してスマートでお得なキャッシュレス環境を提供することができるほか、Origamiからの送客による新規顧客の獲得も期待できるとしている。また、大垣共立銀行がネットワークを築いてきた地域のお店や企業へOrigami Payの導入を進めることで、地域の商圏のキャッシュレス化を促進し、地域経済のさらなる活性化を目指す。

Origami Pay導入店舗では、別途手続きをすることにより中国の電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」ユーザーも決済可能なため、インバウンド需要へスムーズに対応することも可能だという。

提携を機に、両社および大垣共立銀行グループの共立クレジットは3社共同で、地域密着型の加盟店開拓とOrigami Payの利用を促す販売促進活動を実施。その第1弾として、2月1日から大垣共立銀行の口座または共立クレジットのクレジットカードをOrigamiアプリに登録し、専用Webサイトでエントリーを行ったユーザーにもれなく現金200円をプレゼントするキャンペーンを実施する。なお、両方を登録した場合は400円がプレゼントされる。キャンペーン期間は2018年4月30日まで。