コニカミノルタは1月29日、ニオイ(体臭)の種類を嗅ぎ分け、強さを測定し、可視化するソリューション「Kunkun body(クンクン ボディ)」を、Kunkun bodyウェブサイトにおいて発売開始した。価格は税込で3万円~。
新ソリューションは、測定デバイスとスマートフォン用アプリケーションから構成される体臭測定ソリューション。不快なニオイとされる汗臭、加齢臭、ミドル脂臭の3大体臭成分を検知、嗅ぎ分け、測定したニオイを独自のシステムによって定量化、10段階で表示し、測定結果のレベルによりニオイ対策が必要かどうか客観的な判断が可能になるという。
本体は約108.5 x 53.5 x 22.5mm(縦×横×厚み)、従量は焼く100g(バッテリー含む)、主な端子は充電用USB Micro端子、電源はリチウムイオン電池内蔵、アプリは無料となる。
人の鼻は同じニオイをしばらく嗅いでいると、そのニオイを感じにくくなってしまう性質(疲労性)があるため、ニオイの自覚が難しく、自分が無自覚にニオイを発していることに気づけない可能性があるという。また、職場で気になる身だしなみ1位はニオイ、気になるが最も指摘しにくい身だしなみも1位というデータもあると指摘(マンダム調べ)。
新ソリューションを使い、自覚が難しい自分の体臭を可視化することにより、ニオイが出ていなければ安心することができるほか、ニオイが出ていたとしても対策を打つことができるようになるため、人は気になるけれど自分はどうなのか、という自身の体臭に対する不安を解消するとしている。