シャープは1月19日、AndroidTM OS搭載のコントローラーを内蔵し、“パソコンレス”でデジタルサイネージの運用が可能なインフォメーションディスプレイ2機種<PN-M501/PN-M401>を発売すると発表した。

  • パソコンレスで運用できるディスプレイ

同製品は24時間の連続稼働に対応しており、コンビニエンスストアや交通機関など、長時間運用が求められる店舗や施設でのデジタルサイネージ用ディスプレイとして活用することができるという。デジタルサイネージソフトウェア「e-Signage S プレーヤー」をプリインストールしているので、本機単体でのコンテンツの再生に加え、ネットワーク経由で受信したコンテンツの再生も可能。複数の店舗を有するチェーン店などでは、一斉配信したコンテンツの全店同時表示はもちろん、店舗によって異なるコンテンツを表示させることも可能だ。また、別売の拡張ボードと組み合わせれば、Windows用のソフトウェアも利用できる。

コントローラーを内蔵しているので、パソコン機能を持つセットトップボックスの外付けが不要。配線や設置作業の手間を軽減するとともに、壁面や天井などにもすっきりと設置でき、導入コストの低減にも貢献するとしている。さらに、床面やカウンター上などに水平上向きに設置できるほか、ワイヤーでの吊り下げ設置も可能だ。