変化の中で進化するICTサービスコーディネーターを掲げるJSOLは、人的資源の有効活用を目指す企業活動支援のための業務プロセス自動化サービス「JSOL SmartPRAS」(JSOL Smart Process Automation Services/ジェイソルスマートプラス)の提供を19日、開始した。
サービスは、個別の企業により異なる個別業務プロセス全体の自動化を目指すもので、1.業務標準化のコンサルティングサービス、2.業務自動化クラウドプラットフォーム(オンプレミス提供も可能)、3.業務ライブラリ適用・導入支援のサービスが統合されたものとなる。
生産労働力の減少によりRPAを取り入れる企業が増加するなか、自動化の効果をさらに上げ、プロセス全体の効率化を狙う同サービスは、業種業務に特化したライブラリを活用することで、段階的に自動化の対象を事務業務などの間接業務レベルから自動化レベルを引き上げるアプローチを掲げている。
同社では、業務自動化レベルの定義をレベル0の手動から、レベル4のAIによる判断をベースとした高度自動化、人の操作が介在しない完全自動化のレベル5までの業務プロセスの自動化レベルを定義している。同社は今後も、業務ライブラリの継続的な拡充やAI、OCR、IoTとの連携を強化することで業務自動化プラットフォームを独自性の高い分野にも進める構え。