キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は1月18日、イスラエルのエージェントビデオインテリジェンス(Agent Vi)と販売代理店契約を締結し、防犯から店舗活用など幅広いニーズに対応した同社の映像解析ソフトウェア「savVi(サービ)」を発売した。価格は個別見積もり。
新製品は、ライブ映像や録画映像から人物や車両、静止物を効率的に検知・検索できるという映像解析ソフトウェア。人物などの動きや混雑状況などをリアルタイムに検知する機能や、録画映像から大きさや色や動きなどを指定して検索する機能に加え、人数カウントや動線解析の機能などを備えており、多様な用途で利用できるという。
例えば、防犯用途では人物や自動車の異常動作のリアルタイムでの発見、物流施設では動線を分析した効率化の検討、店舗などでは動線や混雑把握を使用したマーケティング利用などを可能としている。
また、多様なソフトウェアやシステムと連携し統合的な映像管理を可能にするマイルストーンシステムズのビデオ管理ソフトウェア「XProtect」との連携により、投光器やセンサなど各種デバイスやシステムと同製品の連携が可能となり、多様なニーズに対応するという。
同社は、XProtectおよび同製品に連携するソフトウェアやシステムの販売を強化しており、今後もキヤノン製のソフトウェアに加え、国内外のソフトウェアやソリューションを展開していくことで、入力(ネットワークカメラ)、録画(XProtect)、映像解析ソフトウェアをワンストップで提供するとしている。