グレープシティは1月17日、入力支援コンポーネントとして実績のあるInputManの技術を応用し製品化したHTML5/JavaScript開発用ツール「InputManJS(インプットマンJS)」を2月14日に発売すると発表した。

1年目の開発ライセンス価格は162,000円、配布ライセンスは648,000円で、2年目以降は両ライセンスとも162,000円となる(いずれも8%税込)。

今回発売するInputManJSは、同社が1993年にActiveX版を発売し、現在もWindows Forms、ASP.NET、WPFの製品ラインナップで展開しているInputManの技術を応用し開発した入力支援に特化したJavaScriptライブラリ。

「InputManJS」には、テキストコントロール、マスクコントロール、日付時刻コントロール、数値コントロール、カレンダーコントロールの5つのコントロールがあり、文字種制限、日付書式、定型書式などの入力方式に対応し、指定文字種に自動変換、入力完了後の自動フォーカス移動、リアルタイムな入力チェックといった機能も備える

また、日本仕様にこだわり、和暦や漢数字、会計年度といった日本固有の入力や表示にも対応。形成するモジュールは約600キロバイトに最適化されている。

  • 和暦や漢数字、は入力時と表示時の書式も備える

日付時刻や数値の各コントロールでは入力時と表示時の書式を個別に備え、カレンダーでは祝日設定だけではなく振り替え休日や任意の休業日設定、六曜の表示も可能。

バイト単位での文字数認識や環境依存文字、IMEモードの制御、ふりがなの取得、和暦や漢数字にも対応する。

また、入力文字数の制限や未入力時のウォーターマーク表示などの入力制御も設定でき、ドロップダウンするカレンダーからの日付選択や数値パットからの数値入力、スピンボタンの機能も備える。

  • ドロップダウンするカレンダーと数値パット